ハイブリッド運用に関するQ&A

ウィークリーマンション・マンスリーマンションとは?

ウィークリーマンションは主に1週間単位、マンスリーマンションは主に1ヶ月単位で借りる賃貸住宅ですが、契約期間について明確な定義はなく、数ヶ月や1年といった契約で借りる場合のほか、1日単位で借りられるものもあります。予めベッドやテーブルなどの家具、テレビ・冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機などの生活用品が揃えられているケースが多く、部屋の鍵を受け取ればすぐに入居することができます。建物1棟がすべてウィークリーマンションやマンスリーマンションとして運営されている場合だけでなく、一般の賃貸マンションあるいは分譲マンションの1室がウィークリーやマンスリーとして貸し出される場合もあります。また、同じマンスリーマンションなどの中で、部屋によって運営会社が異なる場合も有ります。

ホテルや旅館との違いは?

ホテルや旅館と違うのは、一泊を基準に作られた環境やサービスではなく、中期・長期滞在をロビーやカウンターサービスがない変わりに、自分の住まいのように自由に気兼ねなく利用できるという点です。 しかも、生活に必要な備品や冷蔵庫・洗濯機、食器類まで用意されているので、入居当日からカバン1つで行っても、その日からいつも通りの生活ができ、泊まっているというよりは住んでいる感覚で気軽に利用できます。 洗濯も自炊も、自分の都合やタイミングで行う事が可能です。

定期借家契約とは?

定期借家契約と一般的な賃貸借契約との大きな違いは「一定の期間が来たら退去する」というもので、更新がありません。通常の賃貸マンション・賃貸アパートや借家の場合は、契約期間が満了する時には更新することができます。 しかし、定期借家契約にはそれがないのが特徴です。定期借家契約とは、2000年3月に施行された「定期借家法」によるもので、更新は認められません。 一定期間の予定で使っていた人が、何らかの事情でその期間が途中で延長希望する場合は、契約の更新ではなく、協議の上、再度契約をする必要が有ります。

定期借家契約書の作成方法は?

利用様との予約が成立しましたら、成立しました内容に則り定期建物賃貸借契約書の作成と利用者様との締結業務をサポート致します。

ウィークリー&マンスリーはどのような方が利用しますか?

ウィークリーマンスリーやマンスリーマンションでは主に下記のようなお客様が利用されます。
・長期出張、研修などの事情で自宅から出勤できないビジネスマン
・リフォーム中の仮住まいを探している家族
・受験やインターンシップを検討している学生
・お試しで1人暮らしを体験したい人
また、最近では、働き方改革が進んだ影響もあって、1つの場所に定住せず、さまざまな土地で生活をしてみたい方がマンスリーマンションを利用するケースも御座います。

ウィークリー&マンスリーの営業日数の上限は?

2018年6月15日に施行された住宅宿泊事業法に則り民泊営業をする場合は、最大で180日しか営業出来ません。営業日数に上限が設定されているという事は、限られた営業日数で利益を上げなければなりません。しかし、ウィークリー&マンスリー運営は定期借家契約による一時使用の契約として貸し出しますので、日数の制限なく営業することが可能です。

ハイブリッド運用のメリットは? 

主なメリットとしては下記の内容が挙げられます。
・住宅宿泊事業法(180日制限)に対応
ウィークリー&マンスリーとして運用することで、住宅宿泊事業法(民泊新法)を活用した民泊とのハイブリッド運用をすることができます。マンスリー物件として1ヶ月以上の契約をとりながら、空いた日を民泊で埋めることで稼働率を100%に近づけるといった方法や、年間の半分を民泊で運用し、残りの半分をマンスリーで運用するといたことも可能です。
・長期予約の取得が可能
マンスリーは1ヶ月〜1年間の長期予約を獲得することができるため、より安定的な物件運用が可能となります。1泊あたりの宿泊料金で考えると短期宿泊を受け入れられる民泊のほうが収益性は高いと言えますが、マンスリー運用は通常の賃貸として貸し出すよりは高収入が期待できますので、民泊と賃貸の中間にあるミドルリスク・ミドルリターンの運用とも言えます。
・出張客のためお部屋の使い方が丁寧
ウィークリーマンションやマンスリーマンションの場合、メインのターゲットは出張で訪れるビジネスマンとなります。ゲストの質の良さはもちろん、民泊よりも中期・長期で滞在する可能性が高く、家具や部屋を大切に使用する傾向が有るとも考えられます。

ハイブリッド運用のデメリットは?

民泊とウィークリー&マンスリーとのハイブリッド運用での注意点はやはり、エアビー&ビー等を代表とする民泊仲介サイトからの予約とウィークリー&マンスリーサイトからの予約の調整です。せっかくお問い合わせ頂いたゲスト様の予約が成立しないことの無いようにきちんとスピード対応と適切な調整を行いましょう。