売買 私道・通行権について (正直な不動産講座)

不動産知識 お知らせ

こんにちは!本日は私道・通行権について解説をします。

私道にある通行権とは? 私道・通行権で注意する事

私道・通行権について敷衍します。

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不動産 私道とは?


私道とは、個人や法人が所有する土地の一部に設置された道路上の土地のことをいいます。
私道は原則、土地所有者の許可を得なければ通行することはできません。

私道の沿いの土地建物を購入する場合、私道に共有登記もしくは一部登記があるか、
通行権があるかが重要となります。

私道は市道と区別するため「わたくしどう」とも呼ばれます。

通行権・通行地役権とは?
「通行権」とはその名の通り、「通行する権利」という意味です。
私道所有者が第三者の場合、通行承諾書の契約が必要です。
1 当事者間の合意
2 通行できる範囲
3 通行料の有無
4 権利の存続期間
5 対抗要件の要否

不動産 私道のメリット


不動産 私道のメリットは下記の通りです。
1 公道の土地建物より私道の土地建物の方が安く購入できる。
2 基本、特定の人だけが通行できる。
3 私道の処分、所有は自由にできる。

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私道の最大のメリットは公道の土地建物より安く購入できる
ことにあります。また私道には車が停車したり通れないように
車止めなどが置かれていることがあります。

不動産 私道のデメリット


不動産 私道のデメリットは下記の通りです。
1 売却時、私道の土地建物は安くなる。
2 私道の維持管理は共有者全員で行なう。
3 私道所有者が第三者の場合、通行承諾書・道路掘削承諾などが必要。
 (通行料が必要な場合もある)
4 道路幅が4m未満の場合、建替えのとき敷地の一部をセットバックしなければならない。

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私道沿いの土地建物は安く購入できますが逆に売却時は安く売らなければ、
なかなか売れません。また公道と違い塗装・舗装・掃除など維持管理は
私道の共有者が全員で行います。

正直 私道の取引はトラブルありますか?


私は今まで何度か私道の土地建物の取引をしましたが

正直 私は今まで私道のトラブルはありませんでした。

地方の土地建物に私道は多いイメージです。

しかしながら私道はきちんと共有登記されていなかったり

通行権の契約書がなかったりして、トラブルになりやすいと聞いております。


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まとめ 私道・通行権について


私道沿いの土地・建物をご購入の際は上記デメリットをよく理解して

から購入しましょう。

土地建物ご購入の際は創業40年 株式会社ホワイトホームへご相談ください。


この記事を書いた人

松川 喬樹

不動産歴18年 宅地建物取引士資格を保有しております。

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趣味はゲームと飲むこととインディアカです。

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