金環日食
昨日の金環日食は皆様ご覧になられたでしょうか。
これを逃すと次見られるのは気が遠くなるほど先ということで、注目度が高かったですよね。
自分は片瀬江ノ島の砂浜まで出向いて、見てきました!
多摩川からとかでも見られたでしょうが、なぜか始発で海まで行くという謎の気合いの入りっぷり。
登校前と見られる学生や、外国の方等も多く集まり、みな固唾を飲んで空を見つめる。
…が、記念すべき金環日食の日、それなのに生憎の空模様。
かなり分厚めに雲がかかっており、集まっている人たちの間に流れる混沌たるムード。
登校前の学生たちは一時空を見つめることをやめ、ビーチバレーをはじめるほど。
早朝の海岸はかなり風が冷たく、途中からは雨まで降り出してしまい、
寒さに身を震わせながら、そのときを(雲の切れ間に見えることを祈りながら)待つ。
ちょうど金環日食がピークになりはじめると言われていた7時半頃…
雲の間一筋の光が差し込んできた…!!
周囲の人々が歓声をあげる。
雲のヴェールがちょうど良いフィルターとなり、肉眼でかなり綺麗に日食の様子が見られたのだ!!
もしかしたら、見られないんじゃないかと落胆していたところで、
素敵なスペクタルショーが眼前に展開されたのだから、喜びも一入である。
写真におさめようとしたが、肉眼で見られるようなわっか状には写らず残念。
観測グラス越しに見るとこんな感じ。
日食が終わりに近づくにつれ、空は晴れ出して肉眼ではとても太陽は見られない状態に。
邪魔だなーと思われていた雲がフィルターになっていたことのありがたさを実感。
生憎の空模様と思われましたが、それが功を奏して逆にプラスとなったというのは感激度が高かったです。