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2016.07.28

仲介業者の儲けはどこから?利用するなら知っておきたいこと

知ってて損しない豆知識

賃貸物件を探すときには仲介業者を通す事が多いですね。
仲介業者は、仲介手数料で利益を出しているので、より高額な家賃の物件をすすめようとする業者もいます。
仲介業者を通して物件を探すときに、親身になってくれる業者を見分けるポイントはどこにあるのでしょう?
賃貸物件探しに役立つ、知っておきたい仲介業者のお話しです。

■仲介業者はどんなしくみで利益を出している?

① 仲介手数料
法律で、上限が家賃1.08ヶ月までと決められています。
貸し主50%借り手50%、貸し主100%借り手0%、貸し主0%借り手100%など双方からあわせて1.08ヶ月分以上取ってはいけないことになっています。
ここで貸し主100%という場合、借り手にお得感を持たせているけれど、貸し主からキッチリ報酬をもらっています。
また、借り手100%の場合には、貸し主からは広告料をもらっていて、双方から家賃分程度の報酬を得ている場合もあります。
ただし、自社物件の場合には、手数料というわけには行きませんから、仲介料ではなく、会員登録料など違った名目で請求し、入金を受けることもあります。
② 広告料
貸し主側に請求することが多い料金ですが、チラシへの掲載、検索サイトへの登録をして、借り手が見つかって契約出来たときに、広告報酬を得ている場合があります。
仲介手数料を上限一杯借り手からもらい、貸し主からも広告料を取るという儲け方をしている業者もいます。
結局、貸し主は仲介業者への支払いが発生しているので、その分を埋めるための儲けを出さなければいけないので、家賃に上乗せしたり、礼金分を業者に渡したりどこかで帳尻を合わせることになっています。
③ クリーニング・修繕業者への紹介
賃貸契約そのものへの手数料はもちろん、入居者の入れ替わりがあれば、ハウスクリーニングや修繕業務が発生します。
業者への紹介によるマージンを受けて、利益を得ている業者もいます。
同じく、管理会社との間で斡旋報酬が出ている場合もあり、借り手への仲介業務以外でも収益を出すチャンスを持っています。

■親身になってくれる仲介業者とは

仲介業者は、入居者が入れ替わるたびに仲介手数料、ハウスクリーニングや修繕関係の収益が入る事で潤っています。
中には仲介手数料と広告料をどちらも受け取っています。
そして仲介手数料の料金を家賃ベースで決めているので、出来るだけ家賃の高い物件を動かしたいという気持ちが働くのです。
自分達の儲けよりも、純粋にマッチする物件と借り手を結びつけて三方丸く収まるやりかたの業者だと、借り手にとってもしあわせですね。
仲介手数料が家賃にかかわらず定額でやっているところは、その点、借り手側が満足いく物件選びがしやすいのではないでしょうか。


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