意外と知らない、サブリースとの違いとは
賃貸管理コラム
前回のコラムでは、管理方法の1つである『サブリース』についてお話しました。
(ご覧になっていない方はこちらをどうぞ→家賃減額を阻止するサブリースサービス)
では、実際にサブリースと他の管理方法はどのような点が違うのでしょうか?
今回は具体的に他の賃貸管理方法との違いを比較しながら見ていきたいと思います。
賃貸経営を行う上で、『管理業務』は収入と支出のバランスを取るために
なくてはならない最も重要な業務です。
どれだけ入居率を上げて高い水準で賃貸物件を稼働させることができるか、
設備等が劣化した際など交換にかかる費用や新規で入れる設備への投資・
維持管理にかかる費用をいかに抑えることができるかなど、様々なことを
考えて行わなければなりません。
以前のコラムでもおはなしましたが、賃貸管理には3つの方法があります。
この3つの管理業務について順番に見ていきましょう。
①自主管理
オーナー様自身が物件の管理から家賃回収、清掃作業・入居者からの要望や
クレームの対応など、すべての業務を行います。そのため、直接入居者の方と
直接やり取りする場面も他の管理方法と比べると必然的に多くなってきます。
その分、賃料のすべてを自己の収入にできることや、物件や入居者に関する
すべてのことをオーナー様自身が把握できるというメリットがある反面、多く
の時間と労力を要します。
②委託管理
管理会社へ管理を委託する方法で、現在は多くのオーナー様がこの方法を選んで
います。管理委託料として賃料の約3~7%程度(目安)を管理会社に支払います。
「3~7%も支払うのは嫌だ!」といった方には向いていない方法かもしれませんが、
反対に「このくらい払って管理してもらえるならお願いしよう」というオーナー様
も多数いらっしゃいます。
また、管理会社によっては管理の範囲をどこまでにするか選べるプランがありますので
お任せしたい範囲を選べる会社を選択するのもよいでしょう。
③サブリース
不動産会社(サブリース会社)がオーナー様(貸主)から物件を一括借り上げし、
その借りた物件をお客様(借主)に転貸する契約です。
サブリース会社がオーナー様の代わりに賃貸経営を行うため、オーナー様の時間や
労力に係る負担が軽減されるだけでなく、空室の有無にかかわらず賃料を保証して
もらう契約になるため、空室リスクの面でも安心です。また、オーナー様自身が何
かしなければならないことは、基本的にはないと言ってよいでしょう。
その分、管理手数料として10~20%(目安)は必要になります。委託管理と比べて
も割高にはなるものの、安心料が上乗せされていると思って選ばれるオーナー様も
多いようです。
上の図を見ていただくとどの部分がそれぞれ異なるのか分かるかと思います。
このように管理方法によって違いがあるため、自分に合った管理方法を選ぶことが
大切になってくるのです。
管理方法は“どれが良くてどれが悪い”というものではなく、“どの方法が自分に合って
いるか”を考え、選択することが重要だということがお分かりいただけましたでしょうか?
センチュリーダイソーでは、委託管理やサブリースも行っていますので各種ご相談も
承っています。是非お気軽にお問合わせください!
▷不動産に関するお問い合わせはこちらから!
次回は、賃貸管理にはどうしてもつきものな「トラブル」に関しての具体的な事例を
お話したいと思います。
▶その他の賃貸コラムはこちらからご覧ください♪
意外と知らない、サブリースとの違いとは
前回のコラムでは、管理方法の1つである『サブリース』についてお話しました。
(ご覧になっていない方はこちらをどうぞ→家賃減額を阻止するサブリースサービス)
では、実際にサブリースと他の管理方法はどのような点が違うのでしょうか?
今回は具体的に他の賃貸管理方法との違いを比較しながら見ていきたいと思います。
管理方法の種類、その違いは?
賃貸経営を行う上で、『管理業務』は収入と支出のバランスを取るために
なくてはならない最も重要な業務です。
どれだけ入居率を上げて高い水準で賃貸物件を稼働させることができるか、
設備等が劣化した際など交換にかかる費用や新規で入れる設備への投資・
維持管理にかかる費用をいかに抑えることができるかなど、様々なことを
考えて行わなければなりません。
以前のコラムでもおはなしましたが、賃貸管理には3つの方法があります。
この3つの管理業務について順番に見ていきましょう。
①自主管理
オーナー様自身が物件の管理から家賃回収、清掃作業・入居者からの要望や
クレームの対応など、すべての業務を行います。そのため、直接入居者の方と
直接やり取りする場面も他の管理方法と比べると必然的に多くなってきます。
その分、賃料のすべてを自己の収入にできることや、物件や入居者に関する
すべてのことをオーナー様自身が把握できるというメリットがある反面、多く
の時間と労力を要します。
②委託管理
管理会社へ管理を委託する方法で、現在は多くのオーナー様がこの方法を選んで
います。管理委託料として賃料の約3~7%程度(目安)を管理会社に支払います。
「3~7%も支払うのは嫌だ!」といった方には向いていない方法かもしれませんが、
反対に「このくらい払って管理してもらえるならお願いしよう」というオーナー様
も多数いらっしゃいます。
また、管理会社によっては管理の範囲をどこまでにするか選べるプランがありますので
お任せしたい範囲を選べる会社を選択するのもよいでしょう。
③サブリース
不動産会社(サブリース会社)がオーナー様(貸主)から物件を一括借り上げし、
その借りた物件をお客様(借主)に転貸する契約です。
サブリース会社がオーナー様の代わりに賃貸経営を行うため、オーナー様の時間や
労力に係る負担が軽減されるだけでなく、空室の有無にかかわらず賃料を保証して
もらう契約になるため、空室リスクの面でも安心です。また、オーナー様自身が何
かしなければならないことは、基本的にはないと言ってよいでしょう。
その分、管理手数料として10~20%(目安)は必要になります。委託管理と比べて
も割高にはなるものの、安心料が上乗せされていると思って選ばれるオーナー様も
多いようです。
上の図を見ていただくとどの部分がそれぞれ異なるのか分かるかと思います。
このように管理方法によって違いがあるため、自分に合った管理方法を選ぶことが
大切になってくるのです。
まとめ
管理方法は“どれが良くてどれが悪い”というものではなく、“どの方法が自分に合って
いるか”を考え、選択することが重要だということがお分かりいただけましたでしょうか?
センチュリーダイソーでは、委託管理やサブリースも行っていますので各種ご相談も
承っています。是非お気軽にお問合わせください!
▷不動産に関するお問い合わせはこちらから!
次回は、賃貸管理にはどうしてもつきものな「トラブル」に関しての具体的な事例を
お話したいと思います。
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